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コラム3月号『認知症』

最近では、医療の進化により、ペットも高齢化しています。
それに伴い、認知症にかかる犬猫も増えています。猫より犬が多く発症します。
犬の平均寿命は13.9才と言われています。
「うちの子、年取ったな」と思ったら、以下の項目をチェックしてみましょう。

●よく知ってる人、同居のペット、場所などを認識出来なくなる。
 よく知っている場所で迷子になる。
●挨拶行動や遊ぶことに興味がなくなる。
 過剰な甘え行動や、要求吠えが多くなる。無駄吠え、無駄鳴き。
●眠りが浅い。夜中の徘徊が増える。
 昼間や1日の睡眠時間が長くなる。
●決められたトイレで排泄ができず、家中のあちこちで排泄してしまう。
 排泄のサインがわかりにくくなる。
●うろうろしたり、同じ場所を行ったり来たり落ち着きがなくなる。
 元気がなくなる。物事に関心を示さなくなる。

当てはまる項目があれば、加齢に伴う行動の変化です。

まず出来ることは、抗酸化物質を多く含む食事を摂り、適正体重を保ちましょう。
脳サポートサプリメントの給与もおすすめです。
当院にも推奨するサプリメントがありますので、気軽にご相談ください。
他にも遊んであげたり褒めることで、脳細胞を活性化させ、老化を遅らせます。
眠る時間が増え、気持ち良さそうだから、声を掛けずにいるより、話しかけて、刺激を与えることも大切です。
飼主は最後までペットの面倒をみるものだと介護に疲れるのではなく、老犬ホームや家族のサポートで無理なく続けていきましょう。
                                                       (小)

2021.03.01