もう今年もあと少しで終わりですね。12月のイベントといえばクリスマスがありますが、
実はクリスマスは誤食等の事故が増える日でもあります。
しっかりと対策を行い楽しい年末を過ごしましょう。
クリスマスツリーや飾り物は、ペットにとって興味深いものですが、誤飲や怪我の原因になることもあります。
・飾り物の誤飲
ツリーに飾ったガラスのオーナメントや小さな飾り物は、ペットが遊んでいるうちに誤って飲み込むことがあります。
これが胃腸に詰まったり、破片で怪我をしたりすることがあるので、手の届かない位置に飾りましょう。
・ツリーの倒れる危険
ツリーが倒れると、ペットが怪我をする可能性があります。しっかりと固定して、倒れにくいようにすることが大切です。
また、ツリーの周りに電気コードやオーナメントが絡まないように気をつけましょう。
クリスマスのご馳走は美味しいですが、犬や猫には危険な食べ物も多いので、しっかり管理しましょう。
・チョコレート
チョコレートは犬や猫にとって毒性があるため、絶対に与えてはいけません。
チョコレートケーキやチョコレート菓子をうっかり食べてしまうと、中毒症状を引き起こすことがあります。
・骨
七面鳥や鶏肉の骨は、消化しにくいため犬や猫が食べると、喉に詰まったり腸に刺さったりすることがあります。
骨は絶対に与えないようにしましょう。
・玉ねぎ、ニンニク、ブドウ
玉ねぎやニンニクは犬や猫にとって有毒で、少量でも貧血などを引き起こす可能性があります。
また、ブドウやレーズンも中毒を引き起こす危険があるため、これらの食材は絶対に与えないようにしてください。
・アルコール
アルコールも犬や猫には非常に危険です。もしお酒をこぼしたり、ペットが飲んでしまうと、中毒症状を引き起こし、
最悪の場合命に関わることもあります。お酒は手の届かないところに保管しましょう。
クリスマスのプレゼントはペットが興味を持ちやすいものです。特に包装紙やリボンには注意が必要です。
・包装紙やリボンを食べないように
プレゼントを開けるときに出る包装紙やリボンを誤って食べてしまうことがあります。
これらは消化不良を起こしたり、腸に詰まってしまうことがあるため、ペットの届かない場所で開けるようにしましょう。
電飾もペットには危険です。
・電気コードの誤飲やかじり
ペットが電気コードをかじってしまうと感電する恐れがあります。電飾のコードは、ペットが届かないように隠すか、
コードカバーを使用するなどして安全対策をしましょう。
クリスマスは家族や友人が集まり、賑やかな時間が増えます。特に猫は騒音に敏感なことが多いため、
静かな場所を作ってあげることが大切です。
・落ち着ける場所
パーティや大勢の集まりがある場合は、静かな部屋を用意して、ペットが自分のペースで休める場所を確保して
あげましょう。特に音に敏感な子や怖がりな子には、安心できる環境を作ってあげることが重要です。
冬のクリスマスシーズンは寒くなることが多いので、ペットの寒さ対策もしっかりと行いましょう。
・暖かい場所の提供
特に短毛種や高齢の犬や猫は寒さに弱いため、暖かい場所で過ごせるようにしてあげてください。
毛布やクッションを使って、寒さから守ってあげましょう。
・洋服の着用
冷たい外気の中に長時間いることがある場合は、暖かい洋服を着せてあげると良いです。
特にお散歩時には寒さ対策として防寒コートを着せてあげましょう。
クリスマスはイベントが続き、ペットもつい興奮しがちですが、疲れすぎないように気をつけてあげましょう。
・休憩をしっかり取る
あまりにも長時間遊ばせたり、興奮させすぎないようにし、定期的に休憩を取らせてあげることが大切です。
興奮しすぎると、ストレスや体調不良を引き起こすこともあるので注意しましょう。
🐾まとめ
クリスマスは楽しいイベントですが、犬や猫にとっては危険なことがたくさんあります。
以下のことを気をつけてあげると、ペットも安心して過ごせます。
・飾り物やツリーは手の届かない場所に置き、ペットが誤って飲み込まないように注意。
・食べ物では、チョコレート、骨、玉ねぎ、ブドウ、アルコールなどは絶対に与えない。
・包装紙やリボンは誤飲の原因になるので、ペットの届かない場所で開封。
・電飾や電気コードはペットがかじらないように注意し、安全対策をする。
・騒音からペットを守るため、静かな場所を用意する。
・寒さ対策を行い、ペットが暖かく過ごせる環境を提供する。
楽しいクリスマスを迎えるために、ペットの安全を第一に考え、適切な環境を整えてあげてくださいね🎅✨

2025.12.01