
~わんちゃん・ねこちゃんの健康管理~
6月は梅雨入りの季節です。雨の日が増え、湿度や気温が高くなるこの時期は、
人と同じようにわんちゃん・ねこちゃんも体調を崩しやすくなります。
なんとなく元気がない、食欲が落ちる、皮膚をかゆがるなど、梅雨特有のトラブルが増える時期でもあります。
今回は、6月に特に気をつけたい健康管理についてご紹介します。
・湿気による皮膚トラブルに注意
梅雨時期は湿度が高く、皮膚や被毛が蒸れやすくなります。特に、垂れ耳のわんちゃんや毛量の多い子、
皮膚の弱い子では、外耳炎や皮膚炎が増える傾向があります。
こんな症状はありませんか?
・体を頻繁にかく
・足先をなめる
・耳を気にして頭を振る
・赤みやフケが増えた
・独特なにおいがする

湿気が多い環境では、細菌やマラセチア(酵母菌)が増殖しやすくなります。
ブラッシングで通気性を良くし、シャンプー後はしっかり乾かすことが大切です。
特に耳の中や脇、お腹周りは湿気がこもりやすいため、こまめにチェックしてあげましょう。
・食中毒やお腹の不調にも気をつけましょう
気温と湿度が上がるこの季節は、フードの傷みも早くなります。
特にウェットフードや手作りごはんは長時間置いておくと細菌が繁殖しやすく、下痢や嘔吐の原因になることがあります。
食べ残しは早めに片付け、食器も清潔を保つよう心がけましょう。
また、飲み水もこまめに交換し、新鮮なお水をいつでも飲めるようにしてあげてください。
梅雨の時期は気圧の変化によって食欲が落ちる子もいます。
食欲不振が続いたり、元気がない場合は早めの受診をおすすめします。
・室内でも熱中症対策を
「真夏ではないから大丈夫」と思われがちですが、6月は湿度が高いため熱中症のリスクが高まる時期です。
特に短頭種(フレンチブルドッグ、パグなど)や高齢の子、肥満気味の子は注意が必要です。
室温だけでなく湿度管理も重要です。エアコンや除湿機を使い、快適な環境を整えてあげましょう。
お散歩はなるべく朝晩の涼しい時間帯に行き、蒸し暑い日の長時間のお出かけは避けるようにしてください。
もし以下のような症状が見られた場合は、熱中症の可能性があります。
・激しいパンティング(ハァハァ呼吸)
・よだれが多い
・ぐったりしている
・歩き方がおかしい
・嘔吐や下痢

命に関わることもあるため、すぐに涼しい場所へ移動し、早めに動物病院を受診しましょう。
・雨の日のおうち時間を楽しく
雨の日が続くと運動不足やストレスがたまりやすくなります。
特にわんちゃんはお散歩時間が短くなることで、退屈からいたずらが増えることもあります。
そんな時は、
・知育玩具を使う
・おやつ探しゲームをする
・室内で軽く遊ぶ
・ブラッシングなどのスキンシップを増やす


など、おうちでも楽しめる時間を作ってあげましょう。
ねこちゃんも運動不足になりやすいため、上下運動ができる環境づくりや遊び時間を意識してみてください。
~早めのケアで元気に梅雨を乗り切りましょう~
梅雨は体調や皮膚トラブルが増えやすい時期ですが、日頃のちょっとしたケアで予防できることもたくさんあります。
「少しかゆがる」「食欲が落ちた気がする」など、小さな変化でも気になることがあればお気軽にご相談ください。
わんちゃん・ねこちゃんが快適に梅雨を過ごせるよう、一緒に健康管理をしていきましょう。
2026.06.01