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コラム3月号『心臓病だけど呼吸に注意!』

人の死因の大きな割合を占める疾患に心臓病があります。

 

もちろん犬や猫にも心臓病はありますが罹患する疾患の傾向は異なります。

犬では弁膜症といって逆流を防ぐための弁がうまく閉じない疾患が多く、

猫では心筋症といって心臓の筋肉自体に異常をきたすことが多いです。

 

いずれにせよ命にかかわる事態につながることも少なくなく、時に急変するので厄介です。

 

犬であっても猫であっても心臓病が悪化すると肺に水がたまる状態になることが多く、

そのために苦しくなり呼吸数が増加します。

明らかに増加している場合や咳を伴う場合はわかりやすいのですが、

そうでない軽度な場合はわかりにくく見逃されてしまいがちです。

 

そのため心臓病の患者さんには自宅での安静時の呼吸数を1分間あたりで何回か数えてもらうことにしています。

急に増加するようであれば注意が必要です。

これは自宅でわかる比較的簡単な指標となりますので是非ご活用ください。

 

循環器の評価をするための検査はいくつかありますが、それぞれにメリットデメリットがあります。

呼吸数のカウントや検査についてご不明な点があればお問い合わせください。

 

(宮)

 

2024.03.01